これまで、一般市民が欲しいものを手にいれるためには、既に商品として製造・販売されているものの中から、自分のニーズにあったものを選択し、購入するというのが一般的な消費フローでした。その背景には、プロダクトの製造に企業や工場に導入された大型で高価な工作機器を使用する必要があったことが理由の一つとして挙げられます。しかし昨今、技術の進歩によって、そうしたものづくりのための機器の小型化が進み、更に一般消費者にとっても購入可能な価格帯となってきました。なかでも、レーザーカッターや3Dプリンタ等といった、デジタル設計データをもとに材料を加工することのできるデジタル工作機器分野が目覚ましい発展を遂げています。

しかしながら、デジタル工作機器を活用することのできるデジタルファブリケーション能力を有した人材は、非常に少ないというのが現状です。その原因として、デジタル工作機器そのものに対する認識の低さや、デジタルデータの設計に対するハードルの高さが挙げられます。

そこで、一般市民やクリエイター、中小企業のみなさんが気軽にデジタル工作機器に触れ、活用し、ものづくりを行なうことのできる工作室の運営を通じて、人々のデジタルファブリケーションリテラシーを向上させるため、『一般社団法人FLAT』を設立することといたしました。市民、企業、教育研究機関等との連携により、産業や工芸、アート、デザインに関わる課題について、調査研究、計画立案、実践、並びにこれらの支援等に取り組んでいきます。

MAIN MEBMER

Manager / Designer
小野寺 志乃  Onodera Shino

1989年宮城県仙台市生まれ。慶應義塾大学大学院 政策・メディア研究科修了。2013年よりFabLab SENDAI – FLATにおいて、“(伝統)工芸・素材・技術からものづくりの未来を考える”をテーマに活動を展開。現在は、宮城県内の和紙産業を伝承するため、原料栽培から紙漉き、商品開発まで、和紙に関する様々な技術の習得にも取り組んでいる。NPO法人CANVAS フェロー。

Fab Master / Engineer
大網 拓真  Oami Takuma

九州大学大学院芸術工学府デザインストラテジー専攻修了。2013年、FabLabアムステルダムにてインターンの後、FabLabアイスランドにてFabAcademyを修了。自身の研究開発のみならず、デジタルファブリケーションの可能性をより広く伝えるべく、書籍の翻訳やワークショップの開催も精力的に行う。2016年夏に『UNBORED(原題)』 がオライリーより出版予定。全ての人が作り手になる必要はないが、多くの人が作り方を知ることで、より良い生産の流れが生まれるのではないかと考え、試行を重ねている。

OUTLINE

名称 : 一般社団法人FLAT 設立 : 2015年2月25日
代表理事 : 小野寺 志乃  Onodera Shino 理事 : 土岐 謙次  Toki Kenji,  酒井 聡  Sakai So
監事 : 庄司 みゆき  Shoji Miyuki 社員 : 小野寺 志乃  Onodera Shino,  大網 拓真  Oami Takuma
主な事業内容 : ・FabLab SENDAI – FLATの運営事業
・デジタルファブリケーション施設等の運営管理、コンサルティング事業
・ものづくりに関するセミナー、イベント、講演会等の企画、開催、運営事業
・デザイン、設計、試作等の制作事業
・関連する調査研究事業

ACCESS

980-0811 宮城県仙台市青葉区一番町2-2-8 IKIビル4F-1
MAIL. info@flatjp.com / TEL.022-797-5384